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旅と飛行機が好きなうぴすぬです。旅やそこへ向かう交通手段の紹介やその他のことをする総合ブログです。

デルタ航空の成田撤退から考えられること

デルタ航空が来年3月にノースウエスト時代からハブ空港としてきた成田空港を撤退して羽田空港に移動すると言うニュースが3ヶ月目ほど前に流れました。その事を普段デルタ航空を使う身として考えていきます。

 

みなさんこんにちはこんばんはそして、おはようございます。うぴすぬです。

 

デルタ航空が行うこと


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デルタ航空が行うことは今ハブ空港として使っている成田空港(第一ターミナル北ウィング)を完全撤退して、羽田空港に移動。


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成田空港に就航しているアメリカ路線、

成田~デトロイトアトランタ、シアトル、ポーランド、ホノルルの5路線を羽田発着に変更するというものです。

理由はアクセスの向上とされています。

ハブ空港

先程からハブ空港と何回もいっておりますがハブ空港について説明します。

ハブ空港とは

各地からの航空路線が集中し、乗客や貨物を目的地となる他の空港に中継する機能を備えた、地域の拠点(ハブ)となる空港である。

Wikipediaにかかれています。ハブ空港は大きい都市にある空港を言う他、航空会社が拠点としてい、乗り継ぎ地点として使用する空港と航空会社が決める場合もあります。

日本で言うとLCC

 

ピーチが日本の第一都市東京の羽田空港ではなく関西国際空港を拠点としていてハブ空港と位置付けています。

 

デルタ航空アメリカが航空社会のため

(東京駅や、名古屋駅などそのエリアの乗り換えの中心となるターミナル駅があるように)

沢山のハブ空港を持っていて、ホームページに

アトランタ、ボストン、デトロイト、ロサンゼルス、ミネアポリスセントポール、ニューヨーク(ラ・ガーディアおよびJFK)、ソルトレイクシティ、シアトル、アムステルダム、パリ(シャルルドゴール)、東京(成田)

とかかれていました。見てわかるようにアメリカ国内の他、海外にもハブ空港を置いています。ではなぜ成田を撤退するのでしょうか?

 

他の空港との違い

デルタ航空アメリカ国外に、アムステルダム、パリ、成田のハブ空港を置いていました。実は  

パリとアムステルダム

成田

には大きな、違いがあります。

 

それはデルタ航空ハブ空港とする空港の国の航空会社とデルタ航空が提携関係にあるかないかです。


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今の航空会社同士の提携は基本はアライアンス内で行われます。

提携会社があると何がいいのかと言うと、カウンターの共同利用やラウンジの共同利用などにより、コストを押さえることが可能になる他

ハブ空港にて国際線から国内線などに乗り継ぐことが簡単になります。

 

例えば

スターアライアンス


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ワンワールド


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です。

デルタ航空はどこのアライアンスに属しているのでしょうか?それは

スカイチームです。

先程紹介したように


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デルタ航空と同じスカイチームに属している会社があります。デルタ航空とKLMとの提携は長くアライアンスができる前から提携関係にあります。

しかし、日本の航空会社とデルタ航空は提携関係を持ちません。これが他のハブ空港との違いです。

 

 

提携関係を持たないと

アメリカン航空ユナイテッド航空など日系の航空会社と同じアライアンスに所属する企業は,


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例えばユナイテッド航空だとANAラウンジをユナイテッド航空利用者に使ってもらうことができます。さらにanaのステータスも利用できるのでユナイテッド航空を気軽に使用できるという訳です。

アメリカン航空日本航空も同じ関係です。

デルタ航空も日系の会社と提携するため、破産時の日本航空や破産時のスカイマークとの提携を狙いましたがどれも失敗してしまいました。

つまりデルタ航空は提携関係というとても大きなアドバンテージを持っていないのです。

 

成田撤退 

アドバンテージがなかったら普通はどうしますか?

アドバンテージを作りますよね? 

以外とデルタ航空は簡単にアドバンテージを作ることが出来たのです。それは韓国系や中国系の航空会社との提携です。特に韓国のインチョン国際空港は同じアライアンスの大韓航空があるため提携のアドバンテージを得られます。なので成田を撤退して提携会社のある韓国や中国にハブ機能を移動したのでしょう。

 

今後

ニュースなどで時々デルタ航空の成田撤退から、経済成長が鈍化した日本から海外にデルタ航空がアプローチしたというのを目にします。


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個人的にはこれは違うと思います。

なぜなら、デルタ航空は日本を捨てたのではなく、提携会社の路線が多数就航している空港にハブを移動したと言うだけだと思うからです。

 

デルタ航空も、羽田に移転しても日本の路線がアジアのなかで座席の供給数が一番多いと言っており、日本がハブ空港から目的地に変わってもデルタ航空は日本路線に力を入れていくのではないでしょうか。

 

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