目次「旅客機比較考察シリーズ」ハブトゥーポイント? やA350vs787
みなさんこんにちはこんばんはそして、おはようございます。うぴすぬです。
このブログに投稿している飛行機の機材から空港まであらゆることを考えて時に比較を時に考察をしている、
飛行機考察シリーズの目次を作りました。よかったらお読みください。
まだこのシリーズは続いています。
記事の更新はこのTwitterにてお知らせしています。
読者になっていただいても最新の投稿を確認してもらうことができます。
小型機
最新鋭機
エアバス380とボーイング787命運を分けたのは!ハブトゥーポイントなどを用いて考える。
空港
デルタ航空が成田空港撤退を撤退して羽田に移動します。
ここから考えられることを考察
今後
中距離便の未来をボーイングが開発中の797やA220から読み取っていく。
これから投稿をしていきます。
どうぞご覧下さい
終わりに
飛行機はひとつの乗り物にすぎません。
でも、飛行機から世の中のことを知ることができます。さらに飛行機は国と国を結ぶ交通手段なのでいち早く世界の流れが反映されます。
飛行機というものから世の中のことを知ることができると思います。
オススメの本↓この本の著者も飛行機と世の中の結びつきについて説明されています。
「考察」B737とA320二つライバル機種の違い
今回はB737と、A320の違いを見データや仕様の面から見ていこうと思います。
みなさんこんにちはこんばんはそして、おはようございます。うぴすぬです。
始めに
最近よく飛行機の比較とその比較から考えられる考察をしています。
過去の比較考察↓
そんな中↓のような記事を見つけました。
LCCの2大機種「エアバスA320」と「ボーイング737」見分けられる? そのポイントとは | 乗りものニュース
と言うことに気づきました。見つけた記事は飛行機の見分け方という内容でしたので今回は性能や販売のことを見ていきます。もちろんパクリではないです。
ナロボディー機
A320もB737もナロボディー機に入ります。ナロボディー機は
通路が一本の飛行機でおもに短距離の路線で使います。LCCはコストを押さえるためにもA320だけを運用、B737だけを運用というように飛行機を統一していることが多いです。
運用会社
B737とA320どちらを日本の航空会社は使用しているのでしょうか?
日本のLCC
ピーチ
エアアジアジャパン
バニラエア(ピーチと統合済み)
ジェットスタージャパン
案外ない
LCC以外
ソラシドエア
だと思います。ANAのグループであるエアージャパンなどは省略させてもらいました。
五分五分の結果になりました。
日本のLCCは意外とA320ばかりでしたが、世界最大級のLCCのひとつアメリカの
サウスウェスト
はB737で運行されています。
サイズ
最近B737の最新機種737MAXが欠陥がどうこうと問題になっています。なので、今回は比較対象はB737-800とA320とします。両機種保有しているANAのホームページによると、
座席数
166席
166席
一緒!比較がしやすくなります🎵😍🎵
長さ
37.6m
39.5m
737の方が長い!
速度
840km/h
830km/h
僅差です。
あまりここまで差が出ていません。比較にならない(;゜0゜)
航続距離
2380km
3900km
ここで大きな差が出ました。航続距離がA320の方が短いです。
このように数字を見ると。そこまで差はありませんが航続距離はB737の方が長いようです。(ANA国内線使用の場合)
意外と違う
データを見る限りとても似ていた2機種ですが実は意外と仕様などが異なっています。
飛行機を司る部分
飛行機は様々なパーツが稼働することで飛行しています。(方向舵など)それを動かすときパイロットは操縦管などを動かします。
B737-800では
自転車のブレーキのようにケーブルを動かすことで操作を伝達しています。
A320では
操作を一旦電気信号に変えて電子ケーブルを通って操作を伝達しています。(フライバイワイヤー)
A320の方式は軽量化などの利点がありますが、欠点としてコンピューターを介しているのでそれが壊れる可能性などがあります。
さらに操縦方式も違います。
ボーイングは、操縦管を使用して運行しますが、エアバスはフライトステックを用います。
意外とこの二つの機種は違うのです。
貨物
貨物にもこの二つの機種には違いがあります。
飛行機は普通、大型機の場合は
コンテナにのせて荷物を貨物室に入れています。
小型機の場合はベルトコンベアーを使い直接貨物室に搭載します。
ベルトコンベアを用いる方式だと一回コンテナに荷物を入れ、それを飛行機の横まで持っていって
そこからもう一度、機体につめる事が必要になります。
A320は小型機であるのにコンテナを積むことができます。
B737-800は積めません。
売り上げ
ボーイング737の方が737シリーズの合計売り上げがおおく1万機体以上受注している
B737
737は昔
短距離路線=プロペラ機
だった時代に誕生して多数の路線のジェット化に貢献しました。
同時のライバルはDC9や
BAC11などです。
売り上げ数からわかるように圧倒的な人気を図っていました。(B737-800は特に)
最近はB737max問題で色々揺れていますがどうなっていくのでしょうか、乗客としては安心して乗りたいですよね。しっかり原因究明をしてまた空にB737maxがもどって来るといいですね。
A320
A320はB733のあとに発売されたものの、どんどん売り上げを伸ばしています。
普通は航空会社に調査などをして受注を受けてから飛行機を開発し始めるのに対してA320は受注を受ける前から需要があると判断して生産を始めたそうです。
その時代を知らないのでわかりませんが、A320発売時は今で言うB787
のように最新鋭の未来の飛行機のような感じだったのではないでしょうか?
またB737maxと対照的にA320派生型の最新機のA320neoなどの売り上げが好調だったと思うので、どんどん売り上げを伸ばしていくのでしょうか?
最後に
これからどのようになっていくのでしょうか?
ライバルがいて競争が行われることで、物はどんどん改良されていくと思います。
B737もA320にも世界の空を引っ張っていってほしいです。
読者になっていただけると嬉しいです。
気に入っていただけたらスターお願いします。
Twitterにて投稿のお知らせしていますフォローお願いします。
飛行機の考察シリーズ↓
オススメの本
飛行機の時代の移り変わりに興味があるなら↓
飛行機全体をわかりやすく簡単に知りたい場合は↓
ボーイング787に興味があるなら↓
B787とA350、最新機種の比較と考察
今回はB787とA350XWBの二つの最新機種を比較を通して違いを考えていこうと思います。
みなさんこんにちはこんばんはそして、おはようございます。うぴすぬです。
始めに
2019年日本でもJALが導入したA350XWB
近年ANAがローンチカスタマーとして先頭にたって真っ先に導入したB787
この二つの機種は先進機能が沢山詰め込まれています。この二つの違い共通点などを分析していきましょう。
にたような特集としてB787とA380でもやっております。よかったら↓
ことわり
今から書くのは専門家でもないただ飛行機好きの個人的な意見です。グダグダなないようでも悪しからず。
B787
ボーイング787はアメリカのボーイング社が開発した飛行機です。
この機種は日本のANAがローンチカスタマー(先頭となって開発協力する会社)として開発されました。
日本の会社(三菱重工や東レなど)はボーイング787の30%ほどのパーツを製造しています。この30%と言う数字は、ボーイングが製造しているパーツ割合とほぼ同じなので凄いことで、日本の技術がたくさん使われています。
炭素繊維が沢山使われていて機体の軽量化並びに機内環境の向上がされています。
B787には3種類あります。
サイズや定員 等が違います。
- B787-8
高さ16.9
幅 60.1
長さ56.7
定員242人
- B787-9
高さ 17m
幅 60.1m
長さ 62.8m
定員290人
- B787-10
定員330人
高さ 17m
幅 60.1m
長さ 68.3m
です。
A350XWB
A350XWBはヨーロッパのエアバスが開発した飛行機です。
を元に改造系としてA350を製造使用と考えて今したが中止して、1から先端技術を使って製造することにして
A350XWB(エクストラワイドボディー)を開発しました。
以下ではA350XWBのことをA350と呼びます。
A350は
-900と-1000があります。
900はデルタ航空のホームページによると
高さ17m
幅64.7m
長さ66.6m
1000は
長さ約71mという感じで
A350の方が案外大きめです
データ
比較
この二つは共に快適さの向上が行われているので
快適さ
は比較対象から外します。
よって
将来性という観点で見ていきます。
トラブル
B787は昔バッテリーからの出火等でトラブルが発生しました。度重なるトラブルにより一時飛行禁止令がでたほどです。
さらにはB787にて使用されているトレント1000エンジンのトラブルの影響でETOPS(後程詳しく)の制限もありました。
最近はトラブルが改善されましたがA350はあまりトラブルがなかったので
初期トラブルの観点、すなわち第一印象はA350の方が良いでしょう。
ETOPSとは
ETOPSは双発機(エンジンが2つの飛行機)時に4発機で仮に一つエンジンが停止したさいに飛行してよい時間のことです。この数値は機種ごとに決まっていて、機体やエンジンの信頼度によって決められます。個人的にはある程度の数値を越えていれば安全度は同じだと思います。
飛行機の飛ぶルートはETOPSで定められた時間で空港にたどり着くことができるように設定されます。
例えばETOPSの数値が大きければ陸地から遠く(太平洋の真ん中)を飛ぶことができるのです。
ルートのETOPSの数値が大きいとカスタマイズがしやすくなるので航空会社が購入するときの判断材料になります。
ETOPSの数値は
B787 は330
A350 は300及び370
となっています。
ちなみに世界最長路線はA350で運行されています。
将来性
が直接ライバル関係になることは今さらですが調べていて、ないと思えてきました。
なぜなら、役割が少し違うと思うからです。
B787は
比較的需要は少ないが無いわけでわない、中規模路線を燃費のよい中型の飛行機で低コストで運行し採算をとりやすくする役目
A350は
大規模な路線を快適に低コストて結ぶという役目
とすこしちがった役目だと思うからです。
A350はいわばB777の最先端バージョンという感じですがB787は全く新しい飛行機だと思います。
B787はB767ほどの中型機で太平洋を横断することなどを可能にした飛行機なのです。
そういった画期的な面ではB787の右に出る物は現時点ではないと思います。
デザイン
A350のコックピットの顔も
B787の羽のしなりもかっこいいので
引き分け
終わりに
飛行機にはもちろん勝ち負けはありません。
それにB787とA350は細かい違いが多くあり同じ土俵に立てること事態がおかしいのかもしれません。しかし、二つとも素晴らしい機種だと思うのでこれからも空で活躍してほしいです。
読者になっていただけると嬉しいです。
気に入っていただけたらスターお願いします
LINEにて投稿のお知らせしています友達追加お願いします。
写真はpixabay又はぱくたそのものを使用しています。
オススメ
勝手に考察したのは↓
A350搭乗記
もしボーイング787について詳しく知りたい場合↓
旅客機全般についてわかりやすく知りたい場合↓
旅客機と時代の移り変わりを知りたい場合↓
「飛行機」ボーイング工場見学の話
今回はボーイングのエバレット工場の見学について話していきます。
みなさんこんにちはこんばんはそして、おはようございます。
今日も短めブログです。
ボーイング
ボーイングの最終組み立て工場は、シアトル周辺にいくつかあります。
今回は
の飛行機を作っている工場、エバレット工場について説明します。
は別の工場で作られています。
ことわり
訪れたのは2018年です。情報は変わっているかもしれません。それに、ツアーなどの場合は異なる場合があります。
写真もあまりありません。
悪しからず
エバレット工場
エバレット工場、は昔からあったレントン工場では大型機の747
の組み立てが困難と判断されたため大規模工場として建設しました。
エバレットは地名でシアトルに近いレントン工場から車で一時間ほどの場所に位置しています。名古屋市と豊田市の関係ににています。
エバレット工場の優れた点の1つに空港に面しているというのがあります。
工場で完成した機体をすぐ横の空港より離陸して国内外に飛行機を届けることができます。
さっそく
さっそく、見学施設について説明します。
ボーイングフューチャーオブフライトという施設が工場に面しています。
ここでは、ボーイングの紹介と飛行機の紹介がおこなわれています。
受付
受付があるのでそこで受付を済ませます。そして自分たちの見学の回をまちます。
工場見学へ
見学の集合時間までに、フューチャーオブフライトの集合場所に向かいます。時間になると係りの人がシアターに案内してくれます。
シアター
シアターでは簡単なボーイングの説明PVを見ます。写真と動画がふんだんに使われているのであまり英語がわからなくても大丈夫です。ここで2手のグループに別れます。
見学
バスに乗り込み工場の組み立てエリアに向かいます。B787または777、747の見学(確か)
があったのでどれになるか気になっていたらすべて見えました。
写真はとれないので簡単に工場を説明すると。
- だだっぴろくて
- 屋根がめちゃくちゃ高い
という印象です。
そりゃそうですね、B747は6階建てのビルと同じ高さなので6階建てのビルがすっぽり入る高さの工場なわけですからね。
ガイドの人が各グループに着きます。少し難しい英語でしたが(僕には)飛行機の知識が多少あれば乗り切れます。
終わりに
読者になっていただけると嬉しいです。
気に入っていただけたらスターお願いします。
Twitterにて投稿のお知らせしています。フォローお願いします。
おすすめ
オススメの本
飛行機の製造の仕方に興味がある場合は↓
B787を通して飛行機の計画から製造までのステップを知るには↓
飛行機全般に興味があるなら↓
デルタ航空の成田撤退から考えられること
デルタ航空が来年3月にノースウエスト時代からハブ空港としてきた成田空港を撤退して羽田空港に移動すると言うニュースが3ヶ月目ほど前に流れました。その事を普段デルタ航空を使う身として考えていきます。
みなさんこんにちはこんばんはそして、おはようございます。うぴすぬです。
デルタ航空が行うこと
デルタ航空が行うことは今ハブ空港として使っている成田空港(第一ターミナル北ウィング)を完全撤退して、羽田空港に移動。
成田空港に就航しているアメリカ路線、
成田~デトロイト、アトランタ、シアトル、ポーランド、ホノルルの5路線を羽田発着に変更するというものです。
理由はアクセスの向上とされています。
ハブ空港
先程からハブ空港と何回もいっておりますがハブ空港について説明します。
ハブ空港とは
各地からの航空路線が集中し、乗客や貨物を目的地となる他の空港に中継する機能を備えた、地域の拠点(ハブ)となる空港である。
とWikipediaにかかれています。ハブ空港は大きい都市にある空港を言う他、航空会社が拠点としてい、乗り継ぎ地点として使用する空港と航空会社が決める場合もあります。
日本で言うとLCCの
ピーチが日本の第一都市東京の羽田空港ではなく関西国際空港を拠点としていてハブ空港と位置付けています。
(東京駅や、名古屋駅などそのエリアの乗り換えの中心となるターミナル駅があるように)
沢山のハブ空港を持っていて、ホームページに
アトランタ、ボストン、デトロイト、ロサンゼルス、ミネアポリス/セントポール、ニューヨーク(ラ・ガーディアおよびJFK)、ソルトレイクシティ、シアトル、アムステルダム、パリ(シャルルドゴール)、東京(成田)
とかかれていました。見てわかるようにアメリカ国内の他、海外にもハブ空港を置いています。ではなぜ成田を撤退するのでしょうか?
他の空港との違い
デルタ航空はアメリカ国外に、アムステルダム、パリ、成田のハブ空港を置いていました。実は
パリとアムステルダム
と
成田
には大きな、違いがあります。
それはデルタ航空がハブ空港とする空港の国の航空会社とデルタ航空が提携関係にあるかないかです。
今の航空会社同士の提携は基本はアライアンス内で行われます。
提携会社があると何がいいのかと言うと、カウンターの共同利用やラウンジの共同利用などにより、コストを押さえることが可能になる他
ハブ空港にて国際線から国内線などに乗り継ぐことが簡単になります。
例えば
です。
デルタ航空はどこのアライアンスに属しているのでしょうか?それは
スカイチームです。
先程紹介したように
- パリにはエールフランス航空が
- アムステルダムにはKLM航空が
デルタ航空と同じスカイチームに属している会社があります。デルタ航空とKLMとの提携は長くアライアンスができる前から提携関係にあります。
しかし、日本の航空会社とデルタ航空は提携関係を持ちません。これが他のハブ空港との違いです。
提携関係を持たないと
アメリカン航空やユナイテッド航空など日系の航空会社と同じアライアンスに所属する企業は,
例えばユナイテッド航空だとANAラウンジをユナイテッド航空利用者に使ってもらうことができます。さらにanaのステータスも利用できるのでユナイテッド航空を気軽に使用できるという訳です。
デルタ航空も日系の会社と提携するため、破産時の日本航空や破産時のスカイマークとの提携を狙いましたがどれも失敗してしまいました。
つまりデルタ航空は提携関係というとても大きなアドバンテージを持っていないのです。
成田撤退
アドバンテージがなかったら普通はどうしますか?
アドバンテージを作りますよね?
以外とデルタ航空は簡単にアドバンテージを作ることが出来たのです。それは韓国系や中国系の航空会社との提携です。特に韓国のインチョン国際空港は同じアライアンスの大韓航空があるため提携のアドバンテージを得られます。なので成田を撤退して提携会社のある韓国や中国にハブ機能を移動したのでしょう。
今後
ニュースなどで時々デルタ航空の成田撤退から、経済成長が鈍化した日本から海外にデルタ航空がアプローチしたというのを目にします。
個人的にはこれは違うと思います。
なぜなら、デルタ航空は日本を捨てたのではなく、提携会社の路線が多数就航している空港にハブを移動したと言うだけだと思うからです。
デルタ航空も、羽田に移転しても日本の路線がアジアのなかで座席の供給数が一番多いと言っており、日本がハブ空港から目的地に変わってもデルタ航空は日本路線に力を入れていくのではないでしょうか。
読者になっていただけると励みになります。
気に入っていただけたらスターお願いします。
Twitterにて投稿のお知らせしていますフォローお願いします。
オススメ
オススメの本
飛行機全般をわかりやすく知りたい場合は↓
写真は、イラストや、ぱくたそ、pixabayの物を使用しています。
A380生産中止 B787好調 2つの最新機種の命運を分けたのは何か
この二つの機種の違いは何だったのでしょうか。今さらですが考えていきます。
みなさんこんにちはこんばんはそしておはようございます。うぴすぬです。
A380
- 定員500席越え
- エンジン4機
- 全長72.7m
- 全幅79.8m
- 高さ24.1m(マンション8~10階建て程度)
と言う超大型機です
B787
- 定員200~300人程度
- エンジン2機
- 航続距離14000~15000km
- 炭素繊維をふんだんに使用
- 重量が他機種に比べて軽い
2つの8
この、2つの機種は大きさなどを比較するとあまり共通点がありません。しかし、明確な共通点があります。
それは
2つの機種に8と言う文字が入っていると言うことです。
B787とA380
です。この数字から
2つの機種が同時期に開発販売されたと言うことがわかります。
実際に生産開始年を調べてみると(wiki情報)
となっています。
4年差がありますが長い航空機の歴史からすれば短いものでしょう。
この同じ時期に開発された飛行機は
そして、
- ボーイングのプレスリリースによると
787ドリームライナーは史上最も受注スピードが速いワイドボディ機として成長を続け、2018年には109機の受注を獲得し、ローンチ以来の受注数は約1,400機になりました。
ボーイングプレスリリースより
と大成功
- A380 予想(700機)を下回り生産中止に
という風になってしまいました。
二つの考え
この2つの命運を分けたのは
ハブトゥーポイント
と
ポイントトゥポイント
でしょう。
詳しく説明します。
ハブアンドスポーク
ハブアンドスポークとはエアバス社が考えている航空業界の未来予測です。ハブはハブ空港、スポークは自転車の車輪のように中心から回りに延びている様子を表しています。
この予測は
ハブ空港~ハブ空港までを超大型機で結び、ハブ空港~地方空港までを小型機で結ぶというものです。
この考えに基づきエアバスは
A380(大型機)
a220(小型機)
の開発を進めました。
メリット
- 大型機で運行するため、快適な空の旅に
デメリット
- 乗り継ぎが必要となるため、乗り遅れの危険性がある。
ポイントトゥポイント
ポイントトゥポイントとはボーイング社が考えている未来予測です。
これは中くらいのサイズの飛行機で
地方空港~ハブ空港や地方空港~地方空港を結ぶというものです。
ボーイングはこの考えに基づき、需要の比較的少ない路線でも採算がとれるような経済性に優れたB787を開発しました。
メリット
- 乗り継ぎなしで最終目的地まで到着
デメリット
- 場合によっては供給過多に
A380の売り上げ
A380は、ハブアンドスポークの考えに乗っ取って作くられたので当然700機ほど売れると考えられていましたが結果は200機ちょっとでした。ここから考えられることは
世界の航空界はハブアンドスポークではなくポイントトゥポイントになっていった
と言うことだと思います。
他に考えられる理由としては経済性
なぜならA380は、エンジンが4つあるからです。昔はエンジン4つのB747ジャンボジェットが主流でしたが、B777等エンジンが二つの機体の信頼性が増してきたことがあり経済性に優れたエンジン2つの機種が主流になっていました。さらにここに経済性に優れたB787が出てきてしまったことによってエンジン4つのA380の運行コストが浮き彫りになってしまったということも考えられます。
他の理由は大きすぎる
どういうことかというとA380は大きすぎて乗り入れすることのできない空港が沢山あるということです。羽田空港も一応A380対応はされていますが羽田空港の混雑を考え、誘導路などで詰まってしまう可能性を考慮して羽田空港にA380は乗り入れしていません。
などの理由があります。個人的にはもう10年早く開発されていれば売れていたと思います。
B787の売り上げ
対するB787の売り上げは予想を上回る売り上げを記録しました。いくつか要因がありますが一番の要因経済性に優れていて比較的簡単に採算が採れるということでしょう。従来大型機でしか飛ばせなかった長距離の便をB787のような200人規模の中型機で飛ばせるようになりました。
これはとても画期的です。
A380は失敗だったのか
A380は失敗だったのでしょうか?
売り上げの観点で見れば予想より売れていないので成功とは言いにくい気もします。
が、A380にはシャワー室が設置されたりとスペースのある大型機でしかできないことがいくつもおこなわれています。
ANAもフライングホヌを導入して出発前からハワイ気分を存分に味わうことができるようなサービスが可能となりました。
また、ひと席ごとの運行コストが比較的低いため運賃も従来より安くなりました。A380は航空業界に良い影響を与えたのではないでしょうか?
B787
ボーイング787は画期的な飛行機です。過去に紹介していますので良かったら↓
読者になっていただけると励みになります。
気に入っていただけたらスターお願いします
コメントもじゃんじゃんどうぞ
Twitterにて、投稿のお知らせしていますフォローお願いします。
オススメの本
B787のことを詳しく知りたい場合は↓
機体の歴史を知りたい場合は↓
飛行機全般を判りやすく知りたい場合は↓
オススメ
写真は、イラストや、ぱくたそ、pixabayの物を使用しています。
歴史「ボーイングの機体史シリーズ」ボーイングの旅客機8機を振り返っていく特集
みなさんはこんにちはこんばんはそして、おはようございます。うぴすぬです。
これから、行う特集についてです。
ボーイング
ボーイングはアメリカの大手航空機メーカーで、今は世界の航空機メーカーの2強のうちの1つです。
ボーイングの歴史は今から100年ほど前の1916年までさかのぼります。
当時は水上飛行機などを製造していました。
2度の大戦
世界では、昔2度にわたる世界大戦がありました。第一次世界大戦と第二次世界大戦です。この時ボーイングは戦闘機を製造しました。日本に爆弾を落としたB29もボーイングの飛行機です。
そんな敵国であったアメリカのボーイング社と今は平和的な協力関係に日本はあります。
それも、ボーイングの最新機種B787では、日本の企業が3割もの部品の製造を受け持っておりボーイングも「日本の企業の協力なしではB787は完成しなかった」ともいっています。
今回は、戦闘機の話はせずに戦後のいわゆる旅客機「B7○7」について見ていき、日本とボーイングとの関係について見ていきたいとおもいます。
予定
予定としては
これらの8機種について各機種一記事(場合によっては2つも)ずつ紹介していきたいと思っています。B707やB727の紹介に当たっては古い機種のため写真の掲載ができない場合もあります。ご了承ください。
そして、時々
番外編
としてボーイングの歴史、ダグラス社の買収や「ポイントトゥーポイント(わからない人も大丈夫ですその時に詳しく解説します。)」などの話もしていきたいと思います。
なお時間の関係上、毎日連続した投稿はできないと思われます。それに途中で平行して行っているフロリダのディズニーワールド特集
など別の内容のブログの投稿もおそらく行います。
他の投稿も、見ていただけると大変嬉しいですが、このボーイングの機体史シリーズをのみをご覧になりたいという方のためにも、投稿のお知らせTwitterにて行って行っております。
フォローしていただいて通知をonにしていただくと新着投稿を逃すことはありません。
はてなのアカウントをお持ちの方は読者になっていただくことでお知らせをすることが可能です。
自己紹介
大変遅くなりましたが、ここで、簡単な自己紹介をしていきます。
うぴすぬといいます。
飛行機や旅が好きで色々なところに行ったり行く計画があったりしています。
過去にボーイングの工場並びに博物館も訪れました。
飛行機が好きで詳しくなりたいという思いから数々の本(もちろん全部初心者向けのです)を読みました。
覚えた知識を共有したいと思ってこのブログを始めました。
情報の正確性には気をつけてはいますが100%とは、言えないのでご了承ください。
なお、間違えや補足情報をコメント欄に書いてもらえるととても嬉しいです。もちろん記事の感想をもらえると嬉しいです。
写真イラストは時々イラストやぱくたそを使っています。
最後になりますが、機体史とでも言いましょうか 。
この「ボーイングの機体史シリーズ」を、よろしくお願いいたします。
↓僕がこれまで読んで来たのはこのような本です。
これは、おすすめの記事です↓
よろしくお願いします